初心者向け格安ギターとバンドメンバー募集のグローバルサウンド新宿
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バンドメンバーを募集する バンドのライブチラシ作成 音楽コラム

ライヴ企画を立てる

ライヴを何回かくり返す事によって知り合いは増えてくる。
対バンと仲良くなったり、ライヴハウスの従業員さんとも顔見知りになるわけだ。
そこで、スケジュールの全てをハウス側にまかせてしまうのではなく、
自分達で企画を考えてハウスに持ち込む方法がある。
簡単に言えば、対バンを自分達で探して(決めて)1日分のスケジュールを組み立て、ハウス側にお願いするのだ。
その企画が受け入れられるかどうかは、動員人数が何人くらいになるかが決め手となることが多い。
3バンド集めて50人呼ぶくらいでは、ハウス側は「NO」だろう。
1日のお客さんが150人くらい呼ぶ目標の企画でないといけない。
そして、「お客さんになるべく全部のバンドを見ていってくれるよう呼びかける」事を各バンドで団結し、
企画を成功させる努力をしよう。
さらに、企画には何かしら工夫を凝らしたタイトルをつけると、
2回目の企画も立ち上げやすくなるだろう。
企画の利点は、同じような立場のバンドが協力し合う事でダイレクトメールやチラシの数を倍増することもでき、
お客さんを増やしていくことにある。





ライヴの当日、用意する物、借りる物

ライヴハウスで借りられる物は、ドラムセット、各アンプ、マイクなどは当然借りられる。
それらの機材を持ち込むか借りるかということは、事前にライヴハウス側と打ち合わせしておく。
できればドラマーは(スティックは当たり前として)スネアとキックペダルも持ち込むのがいい。
ギタリスト、ベーシスト、キーボーディストは自分の楽器の他に、予備の弦やシールド、延長コンセントも用意しよう。
普段正常に使えるシールドなんかも、急に当日にダメになることがある。
意外に必要になるのが、9V電池。
さらに、赤字になった時のことを考えて、ある程度のお金も必要だ。
たとえばギタリストならギター、エフェクター、チューナー、ピック、弦、シールド、延長コンセント(タップ)、9V電池など。
そしてもう1つ考えなきゃいけないのは、本番中に弦が切れたらどうするか?である。
僕の場合は、必ず2本のギターとギタースタンドを持って行くことにしている。





サウンドチェック

サウンドチェックとライヴリハーサルは違う。
ライヴハウスで本番前に行うサウンドチェックは練習ではない。
あくまでも、サウンドの善し悪しのチェック、モニタースピーカーの音量チェックのための時間だ。
だからその時に楽曲のアレンジに関する練習なんてやっちゃいけない(そのために、ランスルーが必要)。
ライヴハウス側とバンド側の音のコミュニケーションのための時間と考える。
サウンドチェックは、メンバーのセッティングが終わり次第、
ハウスのミキサーエンジニアさんが言うのに従いながらドラムのキック(バスドラ)から始まる。

「キックお願いしまーす」
「はーい」
ドン、ドン、ドン、ドン

ってな具合に、音量、音色をエンジニアさんに作ってもらっていく。
大抵は、ドラム、ベース、ギター、キーボード、ヴォーカルマイクの順でチェックしていく。
モニターはバンド側か本番中に他の楽器の音をバランスよく聴くためのスピーカーで、
「すみませーん、ここにベースの音を少し返して下さ一い」なんて会話が飛び交う。
注意したいのが、全てのモニターが独立した配線とは限らないので、
自分の目の前のモニターが誰のモニターと共有配線なのかエンジニアさんに訊いておく必要もあることだ。
全て別配線であれば心おきなく注文すればいい。
ただし、本番中に、モニターだけに頼るのは良くない。
「モニターがよく聴こえない」
なんて言葉をたまに耳にするが、それは自分の耳の問題であってエンジニアさんのせいではないのだ。
モニターもあるけれども、あくまでも生音(モニターじゃなく直に聴こえる音)を聴くようにする。
だって、たとえばドラムの音は大抵の場合生音の方が大きいはずなんだから、
ライヴハウスで「モニターからドラムの音を返して下さい」って意見はちょっと変だと思うぞ。
まあそれが必要になる場合もあるけど、まずは生音を聴く耳を持つべきだ。
モニターから聴く音は、ヴォーカルだとかキーボードだとかの
生音が圧倒的に小さいものを補助するという考えでいた方がいい。
ライヴハウスでは「逆リハ」と呼ばれる本番の出演順の逆の順番で、サウンドチェックを行うのが基本。





ライヴ本番

ライヴは発表会ではない。ライヴの考え方としては、見せる…つまり「ショー」であるということを忘れちゃいけない。
自分達だけが楽しんでるだけではダメ。
どうしたらお客さんに楽しんでもらえるかを考えないと。
それには、演奏を間違えないようにすることもその1つだが、「客観的」にステージンクを考えることも大切だ。
ただバカでかい音を出すだけのバンドーそれはそれで、OKな場合もあるが、
音を「抑えるところ」「盛り上げるところ」を事前に話し合っておく。
これは「ダイナミクス(強弱)」とも呼ばれるが、音量の場合もあれば感情の場合もあるだろう。
「この曲はAメロは抑えて、サビで盛り上げようぜ」というようなことだ。
盛り上げるって言っても自分本位な感じじゃなく、冷静さをもって盛り上げるコトーこれはかなり難しい事だけどね。




成りきれ!

「デーモン小暮」「ローリー寺西」、成りきってると思う。
別に化粧することだけじゃなくて、「矢沢永吉」「忌野清志郎」など成功するアーティストはみんな、自分に自信を持ている。
たとえ初めてのライヴでも恥ずかしからないで、ステージに上がったらアーティストに成りきってほしい。
「照れ」が魅力のアーティストもOKだけど、自分でわかって表明しているのと「おどおど」してるのとは違う。
お客さんから見て「自信がないなら人前に立つな」つて言いたくなっちゃうのはダメ。成りきってくれ。
お客さんはお金払ってるんだから。





ライヴはジェットコースター

さあ、ライヴを盛り上げるにはどうしたらいいか?
簡単な話、「盛り上げる」には「盛り下げておく」時間を作っちゃえばいい。
45分間ずっと気合い入れて演奏してるだけじゃなかなか盛り上がらないよ。
遊園地のジェットコースターつて、最初に軽いヤマがあって、中間ですごくじらされて、
最後にドッカーンって大きな下りがあって終わるでしょ?
あれは、中間ですごくじらされて期待を持たせるんだよね。
それが恐怖であったり、楽しみであったりするんだけど。
つまり、ジェットコースターのストーリー性をライヴに置き換えて考えるといいんだ。
最初にバンドの方向性みたいなものを打ち出して、中間では少し落ちついて、最後に盛り上げる。
ホップステップジャンプみたいに考えてくれてもいい。
ジェットコースターの設計者になったつもりでステージ構成を考えるのがコツってわけ。
あとは、MCで笑わすとか、アトラクションを作るとか、回数を重ねるほどアイデア勝負みたいなところもある。
MCは大抵ヴォーカリストかバンドリーダーが受け持つと思うが、お客を笑わすことは並大抵のことじゃない。
自分にはその才能がなさそうだという人は、日常の出来事でもいいから簡単な話を喋ればいい。
「こんな話、受けないよね」とか「みんな、もっと盛り上がってよ」とか言うのは逆効果だ。
盛り上かっていないように見えてもお客さんは聴いていてくれてるんだから、余計にしらけるようなセリフは禁物だ。





ライヴを終えて
ライヴが終わったら、機材をかたづけ、ライヴハウスとの(お金の)清算を済ませて「お疲れさまでした」。
もし、またそのライヴハウスに出演したければ、ライヴ直後に交渉してみるのも1つの手段だ。
当然と言えば当然だが、ノルマをクリアした時の方が交渉しやすい。
とはいえ店長さんも忙しいはずなので、無遠慮な行動はダメ。
で、バンドには「打ち上げ」つてのが往々にしてあり、見に来てくれた友人達を含めて、
居酒屋でビールでも飲んで乾杯つてことになる。しかし!できることなら、
バンドはバンドだけで集まる場所も作つてほしい。
メンバー1人1人のライヴの感想や、出来不出来を話し合う機会をだ。
まあ後日でもいいんだけど、真剣にバンド活動していくつもりなら反省会があってしかるべきだろう。
そして、次のライヴに向けての作戦会議的な集まりにしてほしい。
ライヴを重ねて、お客さんの反応が良ければ、CDデビューも夢じゃない。





とにかくアイデアを出せ

ライヴを重ねていくと、「これでいいのだろうか?」という不安が生まれることもある。
「お客さんが増えないのはなぜ?」「どうしたら客受けするのか?」と思うこともあるかも。
そういった壁を破っていくことも階段の1つだ。
そして解決法は、「とにかくアイデアを出しまくって」やれることはやっていくという姿勢だ。
まずは僕が試してみたことから書くと、

●客席になだれ込む。これは結構多くの人がやるけど、僕のバンドではドラムソロを織り込んで、他のメンバーが一度舞台袖に引っこみ、客席の後方入り囗から再度登場するってのをやったことがある。

●マイクスタンドの角度を変えてみる。これは「グランドファンクレイルロード」というアメリカンバンドがやっていたのだが、通常の角度でなく90度の角度にしてみる。単なる見た目。

●8ミリ映像と共にライヴ。これはソレを持っている友人の協力が必要なのと、音と映像がよほどマッチしないと効果なし。企画としては面白い。

●脚立をスピーカーの後ろに用意する。で、それに乗ってギターソロを弾くと、お客さんからはスピーカーに乗っているように見える。

●エンジニアさんに頼んで、効果音を流してもらう。僕がやってたバンドでは、「ジャングル」っぽい曲の途中で、動物の鳴き声テープを流してもらったり、ロケットの発射音でライヴをスタートさせたり…。


これ以外にもいろいろやってみたが、どれがうまくいったか?よりも、毎回趣向を凝らしていくことが大切だろう。
ちなみに「ベンチャーズ」のメルテイラー(ドラマー)はスティックでベースを、「レッドツェッペリン」のジミーベイジはバイオリンの弓でギターを弾く(叩く?)。
ヴァンヘイレンやポールギルバートは電気ノコギリで、ジミヘンドリックスは歯で、「東京おとぼけキャッツ」はきゃべつで…。笑いをとれってわけじゃないよ。
楽曲をメドレーにするとか、前回とは違うアレンジにしてみるとか、カヴァー曲をやってみるとか、
常にアイデアを盛り込んでいくってこと。もう少し悪のりさせて。