初心者向け格安ギターとバンドメンバー募集のグローバルサウンド新宿
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バンドメンバーを募集する バンドのライブチラシ作成 音楽コラム

宣伝はまず雑誌から

次に、雑誌、活字メディアのことである。
僕たちが、日常の仕事のなかで最も深いおつきあいをしているのは、サブカルチュア誌を含めた音楽専門誌のスタッフだろう。
大きく分けて、編集スタッフと音楽ライターに分けられる。
編集スタッフは、その雑誌の編集部に所属して、記事内容や取材関係をとりまとめている。
彼らが記事を書くこともあるが、一般的には、外部の音楽ライターに原稿を依頼することが多い。
新人デビューのようなニュース的な記事は、レコード会社からのインフォメーションで十分だが、
インタビューになると、そのアーティストについての予備知識が必要になる。
そのためにはライブを見に出かけたり、周辺の資料に目を通しておかねばならない。
基本的にはラジオやテレビのスタッフと同じように見えるが、活字としてあとに残るものだから、
雑誌のスタッフはその資質をきびしく問われるのだ。
また、これは僕の考えだが、電波メディアのスタッフは、その番組を作ること自体に大きな目標を持っているようだ。
つまり、番組自体が評判となり影響力を持つことが、彼らの制作スタッフとしての達成感を支えている。
しかし、特に音楽専門誌のスタッフに関しては、雑誌全体よりも、
自分が担当している一つの記事、一組のアーティストの評価や動向が、次の自分の仕事を左右する。
雑誌全体の売れ行きや評判を気にしているのは、おそらく編集長だけだろう。
新人をプロモーションするうえでは、言うまでもなく、電波メディアと活字メディアのどちらも大切だ。
だが、そのスタッフと特定のアーティストという個別なつながりを必要とするのは、こんな理由で、圧倒的に雑誌スタッフが多いのである。
音楽雑誌もまた、さまざまな方向性を持っている。その中でも、スタッフによって個性はさらに細分化している。
パンクマガジンには、気持ちのいいポップスはお呼びでない。ビジュアル系の雑誌に、フォークシンガーが登場することはありえない。
しかし、一度気に入ってくれたら何度でも記事に登場することができるのが、音楽雑誌のおもしろいところである。
電波メディアにくらべて、雑誌スタッフの個人的な裁量は大きい。
新人デビューのニュース記事など、一度書かれただけでは誰も気がつかないだろう。
だから、僕たちが新人を雑誌に売り込むときには、その編集スタッフとアーティストとの相性を見きわめながら、
何号にもわたってフォローの記事を書いてくれるように、情報の提供をたえず行っていく。
自然と、雑誌編集スタッフとのおつきあいは深くなっていくというわけだ。
また、興味深いことに、編集スタッフや音楽ライターが、
人間関係や音楽知識を買われてラジオやテレビのスタッフを兼業するケースは多いが、この逆はほとんどないのである。