初心者向け格安ギターとバンドメンバー募集のグローバルサウンド新宿
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バンドメンバーを募集する バンドのライブチラシ作成 音楽コラム

プロとアマチュアはここが違う

一般的に言えば、プロとは、職業として音楽をやっている人。
アマチュアとは、バンドはあくまで趣味で、生活の糧は他の仕事から得ている人、ということになる。
しかし、音楽に関しては、その区別は非常に難しい。
ライブのギャラやCDの印税だけで立派に生活できている人は、実は非常に少ないんだ。
「オレたちは、きっと売れるぞ。いや、売れてみせるぞ!」こんな気合で飯を食っているミュージシャンが大多数だ。
可能性を信じて、レコード会社から援助金をせしめる。印税やギャラを、前渡し金(アドバンス)として受け取る。
スポンサーを見つける。こんな方法で、売れるまでをつないでいく。
学校のサークルや近所の仲間と、女の子にモテたいためにバンドを組んだキミ。
最初は、ビートルズやローリングーストーンズの曲をおそるおそるコピーして、学園祭の隅っこでこっそりと盛り上がっていたのだが、
好きな女の子に向けて勝手に作った最初のオリジナル曲が、なぜかみんなの評判になってしまった。
あれれ、オレには音楽の才能があるのかな?なんていい気になって、気がついたらオリジナル曲も十曲以上。
原宿の道端でやっても、人が集まってくるみたいだ。ようし、次は、ライブハウスかな。
オーディションにも出ちゃおうぜ。勝手気ままに、好きなロックでこづかいが入るなんて、こいつはゴキゲン。もうやめられないぞ。
あっという間に二年が過ぎて、まわりには女の子のファンも増え、彼女までできちまった。
来る日も来る日も、バイトとバンドの生活。ある日、いつものようにライブを終えて飲みに行こうとしたら、変なオヤジに声をかけられた。
「ねえねえ、君たち。すごくいいバンドだねえ。ちょっと話を聞かせてくれないかな。プロになる気はないの?」
あれよあれよという間に、レコード会社やプロダクションのオヤジ連中に取り囲まれて、
気がついたら、わけのわからない書類にサインしてしまった……。
この日から、君は立派なプロである。いや、声をかけられた瞬間からプロになっていたといってもいいだろう。
まあ、いってみれば、同棲と結婚のようなものかな。
書類上の手続きをしたかどうかくらいの違いで、実質的にはどちらも立派な夫婦だということ。
そう言うか言わないかは、君の気持ち次第。
契約書にサインをしたから立派なプロだ、と思う前に、
まわりが認めてくれて、君自身が今後はプロとしてがんばっていこうと思うことが大事なんじやないかな。
だから、ここで言うプロとは、メジャーレコード会社との間でデビューが決定し、
そのためにマネジメントなどの環境が揃ったアーティストたちのこと。ビッグアーティストになるための環境
と準備ができた人を「プロ」と呼ぶことに決めておこう。
それ以外は、すべて「アマチュア」だと言い切ってしまおう。
その先は、君たちのなかでの議論と、気持ちの持ち方ということだ。
メジャーデビューしたあとも、アルバイトを続けているアーティストは少なくない。
もちろん、食うためということもあるが、
人によっては、自分の音楽を作る環境が急変してしまうことが、あまりいい状態とはいえないからだ。
反社会的なメッセージソングを自分の作風のポリシーにしているシンガーソングライターなどの場合、
プロデビューとアマチュアリズムとのはざまで、それまでの生活パターンをそのまま維持する期間が必要なこともある。
アマチュアの間は、自分たちだけで時間を決め、好きな場所で活動してきただろう。
音楽の内容も、ごく身内だけの評判を頼りにしていただろう。プロになると何が変わるんだろうか。
すべてが変わると思ってまちがいない。
シングルが千円。アルバムだと三千円。ライブチケットも三千円以上。
これを買ってくれるファンがいて初めて、徐々にではあるが、君たちはプロアーティストの道を走っていける。
つまり、これだけのお金を払う価値があると、他人に認められることが必要になってくる。
まわりのスタッフは、このファンの第一歩だと思ってもいいだろう。いろんなアドバイスが飛びかう。
知らない人との出会いが増える。一年に三枚のシングル、一枚のアルバム。一ヵ月に何回かのライブ。
そのための曲作り、リハーサル。取材も入ってくるだろう。生活のベースはガラリと変わってしまう。