初心者向け格安ギターとバンドメンバー募集のグローバルサウンド新宿
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ガマンできる?二年間は月給十万円

その上で、絶対に忘れてはいけないのが、このビジネスは「売れてなんぼ」の世界だということ。
いい作品を作り、お店に並んで、お客さんが買って、初めて印税が発生する。
それまでの期間をどうやってしのいでいくか、試行錯誤の時期が、どのアーティストにもあるものだ。
だから、僕たちスタッフが、可能性のあるアマチュアアーティストに出会い、
仕事としてのスタートを切るにあたっては、多かれ少なかれいくらかの先行投資金が必要になってくる。
レコード会社、マネジメントプロダクションのそれぞれが、その新人の可能性を信じて資金を出し合うわけだ。
新人の生活資金はもちろん、制作費用、宣伝費用などのあらゆる費用が、そのアーティストがみずからの力で稼ぎだす前に当然必要になってくる。
僕たちスタッフが用意するお金は、他のアーティストが稼いでくれた利益だ。
それを、君たちの将来を見込んで、先行投資として使わせてもらっているんだ。
プロデビュー決定後、マネジメントプロダクションから支払われる給料は、十万円前後だ。
実家から通っていればいいが、バンドのメンバーはなぜかひとり暮らしが多い。
部屋代を払えば月給のほとんどは消え去ってしまう。
順調に行っても、最初の二年間は厳しい生活が待っている。
時間が自由にならないからアルバイトもできない。大学時代の同級生は、優雅な暮らしをしているのに。
だが、ロックバンドに学歴は関係ない。まさに、絵に描いたような実力の世界が待っているのだ。
僕が、新人バンドを見るときには、いつもその年齢を気にする。
もし、五年間やっても売れなかった場合を考えてしまう。
くやしいが、あきらめて郷里に帰っていったアーティストも多い。
しかし、売れてきたら突然リッチになれるのもこの仕事の醍醐味である。
数千枚しか売れていなかったバンドが、新曲を出して何万枚かを売る。
単純に考えても、その収入は数十倍にふくれあがるんだ。何十万枚も売れると、実に数百倍の収入になる。
アーティストの年収は本当にピンキリであることが想像できるだろう。
僕たちスタッフは、多少の歩合があるとしてもその上限が限られているが、アーティストには収入の上限はない。
優れた作品を作りつづけれぱ、いや、極端に言えば、ビッグヒット曲を一発出せば、一生、生活には困らない収入が入ってくるのである。
著作権についてはあとで少し述べるが、これに関する本はいっぱい出版されているので、ぜひ一読してほしい。
スタンダードになっている曲からは、あらゆる形でその作者に著作権印税が入ってくる仕組みになっていることがわかるだろう。
詳しいことは省略するが、アーティスト本人が作ったCDの印税よりも、
カバーされたり、カラオケで歌われたりすることから生み出される印税の方がはるかに多い。
作った本人が何もしなくても、銀行口座はいつも増えつづけるという「夢の印税生活」が、作家としてのプロミュージシャンには待っているのだ。
アマチュア時代の努力。プロデビューして二年間の貧乏生活の辛抱。
この期間が、君の夢を実現できるかどうかの分かれ目を担っていると考えて、常にポジティブなロック生活を送ろうじゃないか。
ロックは、聴く人を勇気づけたり、夢を与えることができる、何にも代えられない大きな力を持っているんだから。