初心者向け格安ギターとバンドメンバー募集のグローバルサウンド新宿
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バンドメンバーを募集する バンドのライブチラシ作成 音楽コラム

バンド生活の8か条

さて、このへんで、これまでに書いたことをまとめてみよう。くり返しになるかもしれない
が、書き忘れたことも足して、バンド生活の十か条を作ってみた。
1.チームワークを大切に
バンドのメンバーは、一つの組織であり、運命共同体だ。
音楽を作る楽しみ、苦しみは、ミュージシャンにしかわからない。
音を出しているとき以外でも、できるだけ多く、話をする機会を作ろう。
お互いの理解が深まれば、演奏も変わってくる。
バンドを結成したときの気持ちを忘れずに、二十年くらいは、バンドを続けるつもりでいてほしい。
メンバー全員が、同じ情報を共有していよう。
2.体力を鍛える
ロックはスポーツだ。
酸欠のライブハウス。ライトのまぶしいステージ。激しいアクションと飛び散る汗。
ファンのリアクションや、スタッフの合図にも神経を使う。
しかも、今日は二時間のワンマンライブ。
ステージを終えたアーティストは、満足感と疲労で、話もできないくらいに疲れ果てている。
特に、ヴォーカリストは大変な重労働だ。
あんまり太ったロックミュージシャンというのもカッコ悪いから、見ばえも気にしなくては。
それに、急にステージで飛んだり跳ねたりすると、体を傷める心配もある。
だから、日頃からプールに通ったりジョギングしたりして、基礎体力を作っておこう。
バンドはライブが命だから、一年間で百回のライブということも、近い将来に実現するかもしれないし。
3.スタッフと話しこむ
君たちが忙しくなればなるほど、スタッフの役割が大きくなる。
スタッフに任せることが増える。
音楽に集中して、よぶんな作業はスタッフに頼るようになるだろう。
スタッフの考え方やめざしている方向は、君たちの意思をちゃんと反映しているだろうか。
音楽の内容がスタッフに的確に伝わっているだろうか。
バンドの代理人として、レコード会社やマスコミに、君たちの意思を伝えているだろうか。
スタッフが決定を下したスケジュールに、迷いもなくついていけるだろうか。
すばらしい音楽を作る才能豊かなアーティストが、カン違いしたスタッフのために埋もれていった例は多い。
いい悪いの話ではなくて、お互いの無理解がその原因だったのだ。
思うぞんぶん音楽に打ちこむためには、スタッフとのコミュニケーションを十分に取り、任せるべき部分を作っておくことである。
4.音楽にどっぷりと浸かっておこう
音楽雑誌を定期講読して、気になる洋楽のCDは欠かさずに聞いておべこと。
コンサートには、メシを食う金を削ってでも、マメに通ってみる。
友人のライブにも必ず顔を出して、チャンスがあれば、積極的にセッションに参加する。
デビューが決まってからでは、遅すぎる。
多少でも時間的な余裕があるうちに、音楽に接する機会を一秒でも多く見つけることだ。
ディーフーに通うのがクセになるくらいでないと、新しい音楽はすぐに変わってしまう。
一か月もディーラーに行かなければ、他のミュージシャンと差がついてしまったと思っていいだろう。
ライブを見ると、君のアイデアもふくらんでくる。
自分の耳で、目で、判断することを忘れないように。
食わず嫌い、聞かず嫌いのミュージシャンは、いつか必ず、その成長がストップしてしまうのだ
5.新しいネタを絶やすな
ロックは時代を反映している。
時の流れと音楽の変化はシンクロしている。
長期間トップを走りつづけているアーティストの作品には、タイムリーなネタがみごとに消化されている。
ファンとは勝手なもので、気に入ったアーティストに、次々と新鮮な音を要求する。
停滞したり、一歩後退した音楽を差し出すと、敏感なファンはあっという間に消え去り、他のアーティストに乗りかえている。
そして、二度と帰っては来ないのが現実なのだ。
新聞、テレビニュースなど、世の中の移り変わりのなかには、君が興味をひかれる話題がたくさんあるはずである。
必ずそれは、新しい楽曲のヒントになるだろう。
じっと待っていても、向こうからはやってこない。
自分から、労力を惜しまずに、ネタを仕込んでおこう。
旅行をして、別の文化にふれるのもいいだろう。
刺激を求めて海外を旅することも、音楽作りのエネルギー補給には有効な手段になる。
家のなかにじっと閉じこもって音楽を作りつづけ、詩を書き続けるのには限界がある。
天才と呼ばれる人でも、その人なりに創作のための努力を惜しんでいないことを忘れないでほしい。
6.音楽仲間を増やす
ライブハウスやクラブで、音楽の趣味が共通するミュージシャンが集まって交流を続けているうちに、一つの流れが作られていくことがある。
その流れが、イベントやインディーズレーベルに発展して、その中からビッグアーティストが生まれてくることも珍しくない。
クラブでは毎晩、DJが思い思いの選曲をして、ターンテーブルを回しつづける。
それに興味を持つDJ仲間が集まってきて、自然に友人関係が広がっていく。
ライブハウスでも、特定のジャンルのイベントが数多く開かれている。
レゲエナイト、スカナイト、グラムナイトは、特に有名なバンドが出演しなくても、独特のグルーヴにひかれるファンでいつも盛り上がっている。
仲間うちのバンド間で、メンバー移動がひんぱんにくり返され、そのうちに音楽性が鍛えられて、メジャーデビューを果たすバンドが登場する。
成功したバッドのプロフィールを見ると、ライブハウス時代にはそれぞれ違うバンドにいたミュージシャンが集まっていることも多いのだ。
7.スタンダード曲に親しむ
ウッドストックーフェスティバルの映画やサウンドトラックアルバムを聞くと、もう三十年も前なのに、今でも親しまれている曲が多い。
ビートルズ、ローリングーストーツズのヒット曲の中にも、古いブルースやロックンロールナンバーのカバー曲が数多く含まれている。
君たちミュージシャンにとって、トラディショナルな曲、スタンダードな曲を演奏することは、
オリジナル曲を作るヒントやアイデアが生まれるもとになるだろう。
そして、それを聞いた他のミュージシャンが、好意を持って話しかけてくるに違いない。
君たちのファンが、新鮮な気持ちで洋楽ロックにめざめるきっかけにもなるだろう。
僕たちスタッフにとっては、君たちのルーツを感じ、デビュー後の宣伝イメージをつかむ手がかりになる。
イベントのアンコールセッションで演奏する曲にも不自由しなくなる。
外国のスタンダード曲を君たちのバンドのレパートリーに入れておくと、これを中心にして限りない人の輪ができていくのだ。
ロックをやりたいというアーティストの基本だと思うのだが、スタンダード曲を自由に操れるバンドは意外に少ない。
だからこそ、これからデビューしようとする君たちには、かなり有効な武器になるだろう。
8.ソロアルバムを作ろう
僕がアマチュアバンドと初めてのミーティングをするときに、必ず話すことがある。
バンドで成功することをめざすのと並行して、各メンバーのソロ作品を作ろうじゃないか、と。
バンドは複数の人間の集まりだ。
メンバーの個人的なワガママは許されない。
ワンマンなリーダーの意見には、むりやりでも従わなければならない。
ヴォーカルの音域に合わせた曲を作らねばならない。
4ビートのジャズに興味があっても、8ビートのストレートなロックバンドのイメージをキープしなくてはならない。
そのうち、徐々に、バンドとしての制約が不満になってくる。バンドも、新しいイメージを作るアイデアが必要になっている。
バンドでは演奏できないが、自分としては気に入っている曲ができてしまった。
他のアーティストとセッションしたときの興奮がたまらなかった。
バンドも好きだし、メンバー同士も仲がいい。
しかし、自分の音楽をこの中だけに留めておくわけにはいかない。
もちろん、バンドのメンバーである以上、バンドとしての活動が最優先だ。
しかし長い活動のなかで、必ず、ここに書いたような時期がやって来る。
これを予想して、準備をしておこう。
バンドが、新しい展開に向かって活動を模索、休止するときこそ、各メンバーのソロ活動が重要になってくる。
ソロとして、これまでにない冒険にチャレンジし、自分の可能性を作品にして発表する。
ファンは驚き、いろんな反応を返してくるだろう。
バンドのなかではドラムス担当だったが、友人のミュージシャンを集めてのソロライブでは、生まれて初めてリードヴォーカルをとることになるだろう。
全く新しい経験、ファンやスタッフからの意外な反応が次々に起きてくる。
そして、再びバンド活動が再開したとき、君は、ソロ活動での貴重な経験をバンドに持ち帰り、井の中の蛙になりかけていた自分たちから脱出できることだろう。
五年先、十年先かもしれないが、いつかはソロ作品を作るという目標を持って、今から準備を始めておこうではないか。