初心者向け格安ギターとバンドメンバー募集のグローバルサウンド新宿
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バンドメンバーを募集する バンドのライブチラシ作成 音楽コラム

総立ちライブにする方法

そもそも、オールスタンディングのライブハウスであれば最初から総立ちでありますので、ここでは客席があるということを想定して書いてみたいと思います。さて、いきなり横道にそれますが、ロックのライブハウスの多くはオールスタンディング形式です。ロックのライブハウスにしか行かない人にとってみればそれが普通だと思っていることでしょうが、私にはかなりきついのです。一昨年、大きなロックのライブハウスに行ったのですが、そこには椅子はありませんでした。しかし、集ったお客さんのほとんどは年配の方々だったのです。あるバンドの再結成ライブだったのですが、かってのそのバンドを聴いていた若者たちはもうおじさんになっていたのですね。チケットはソールトアウトで開場から開演までは1時間ありました。ライブハウスにはぎっしりと人だらけ。まるでラッシュアワーの電車みたいでした。いよいよ開演時間を過ぎても、いっこうに始まる気配はなし。開演時間から30分遅れてやっとバンドが登場したのです。みなさん、これどう思います?、開場時間から1時間30分もぎゅうぎゅうに立ちっぱなしで待たされたおじさんたちはつらいんですよね。おまけに開演時間が遅れているのにライブハウス側からのアナウンスは一切なし。「おいおい、お客さんをなんだと思っているのかね?」会場にはそんな空気が流れていました。そもそも、オールスタンディングのライブハウスは詰め込み主義に偏り過ぎではないかと思います。オールスタンディングには他にも思わぬマイナス面があるのです。それはテーブルがないために、お客さんの片手が飲み物で塞がってしまうことです。これがどれだけライブにマイナスかを私は教えてあげたいくらいです。なぜなら、片手にコップを持っている人は絶対に拍手ができないのです!曲が終わっても拍手がないわけですから、これは盛り上げにくいことこの上ありません。そりゃ、ファンならばコップを持ちながらでも「いえーい」と叫ぶでしょうけれども、そうでもなければ曲が終わっても立って黙って見ているだけになります。詰め込み型のスタンディング形式はその意味でも何をしたいのか私には非常に疑問です。きっと、詰め込めるだけ詰め込んでチケット代集めでもしたいのでしょうね。ライブの内容なんて関係なくて、集客だけが気になるのかもしれません。というわけで、脱線しましたが、私のような人はゆったりと座って飲んだりしながらライブを聴きたいなと思うのであります。しかし一方で、ライブをしている側としては盛り上がってきたらお客さんを総立ちにしてみたくなるもの。座っているお客さんを立たせるにはいくつかの方法がありますが、まずはお客さんの心理を知っていなければなりません。その心理とは何か?それはマナーです。映画館で前の席の人の座高がやたら高いと、頭が邪魔でスクリーンが見えにくいですよね。誰でも座高の高い人の後ろには座りたくないものです。何を言おうとしているのかと申しますと、自分よりも後ろに人が座っている場合、たとえ立ち上がりたくなったとしても後ろの人に遠慮して立ち上がれないのです。これさえわかっていればもう簡単です。まずは後ろの客席から立たせればいいだけなのです。「さあ、みんな立ち上がって!」とMCする際に、客席に意識コントロールを仕掛けるのです。「さあ、みんな立ち上がって!おっと、ちょっと待ってください。前の人だけ立つと後ろの人が見えなくなりますから、はいー、後ろの席の人、スタンダーップ!」たとえば、こういうMCをするわけです。するとすでにステージ終盤、盛り上がっているお客さんはあなたにコントロールされやすくなっていますので「なるほど、私ら後ろの席の人間が立たないと前の人たちが立ちにくいのか、じやあ、我々後ろの席の人がまず立たなくてはいけないな」と納得してすっと立ち上がってくれるのです。このとき、後ろの席の人が率先して立つような人であればいいのですが、そうでもなさそうな場合は、「せーので立ち上がりましょう。せーの!」とやれば、うまくいきます。この逆のパターンもありです。「はい、では最前列の人は後ろの人を気にしないで一度だけ立ち上がってみましょう。せ一の!」これで最前列だけが立ち上がるのですが、一度立ってくれたものをすぐに座らせてはもったいない。すかさず、「最前列が立つたから後ろの人は見えにくいですよね。では2列目以降、スタンダーツプ!」と、こういう手もあります。ちなみにこれは、ファンクピートなどのノリノリな曲の途中でやるのです。曲と曲の間ではいけません。曲中にやることによってノリノリなビートに誘われてつい腰が動き出してしまう、そういう状況下で行います。押しつけがましいのは嫌われますが、楽しく進行されてしまうと自ずと参加したい気分になってしまうものです。せっかくライブをやるのですから、ライブの後半ではこのくらいまでは盛り上げていきたいものです。ちなみにオールスタンディングのライブハウスで会場をひとつにするテクニックとして、これと同じような客席コントロール術もあります。ライブが盛り上がって来た後半の曲中にこうMCをしましょう。「はい、それでは背の低い人はステージが見にくいですよね。では150センチ代までの人はステージの前へ来てください。160センチ代の人は中央で、170センチ以上の人はその後ろへ踊りながらどうぞー」これを実践するとどうなるか?身長というのはお客さん全員共通の話題ですので、ライブハウス内で民族大移動が巻き起こります。そのライブハウスのスタッフもこれまで見たこともない現象にビックリすることでしょう。そして、あなたのバンドの評価はとんでもなく高いものになることは間違いありません。ただし、これも会場をひとつの空気にしてからでないとうまくいきませんし、強力なバンドの追っかけの方々がいるような状況ではできませんけれど。